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新作 旅の思い出など“過去の時”を慈しむ。特別に製作されたダイアルカラー

カサブランカのイメージコンセプトは、1920年~40年代のアールデコと当時ヨーロッパの高級避寒地であり貴族階級の人々がバカンスで訪れるフランス領モロッコ最大の都市"カサブランカ"を源泉としています。北アフリカの紺碧の空、赤茶けた砂岩、大自然の厳しさ、圧倒的な存在感。またアールデコに湧きかえっていた1900年代初頭の欧米、欧州の裕福な都市生活者が夢見たエキゾチシズムも感じさせます。20世紀初頭のエレガンスや価値観そして刺激が融合したロマンチシズムは、人をカサブランカへの旅の想いに掻き立てることでしょう。

 今回特別に製作されたダイアルカラーの“ホワイト & ブルー”は、ヨーロッパの人々が憧れを抱いた1940年代の時代背景を想起させます。基本となる美しいケースラインはトノウ カーベックス、サハラ砂漠の砂塵からメカニズムを保護するステンレススティール、街灯すらない真っ暗な夜道のために夜光塗料を施した文字盤、うだるようなアフリカの暑さにも負けないタフなカーフベルトをそれぞれ思い描き、誕生しました。

 さらに、どのような環境で使用しても高い巻き上げ効率を実現するよう、パネライコピー自動巻きメカニカルムーブメントを組み込み、最高の機能を発揮するよう工夫されています。

 特にカサブランカの機能美として“ステンレススティール”が挙げられます。かつてモダンの代名詞であったメタル素材に目を付けた造詣に深いフランク ミュラーは、当時の空気感を再現しながらも最高級にこだわったステンレススティールを採用します。巨大なハンマーで数十回叩き圧力を加え、金属の内部の微細な気泡をつぶし密度を高めることで、強度に優れた鍛造製法のケースに加工します。これは古くから刃物や武具に伝わる技術で最も手間暇がかかる手法であり、鏡のように美しい鏡面仕上げのケースを作り出すためには必要な工程とされています。