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いちだんと洗練されたエレガンスを文字盤にあらわす

 

ロンジンが展開する「コンクェスト」は、1954年からつづく名称で、世界知的所有権機関(WIPO)から特許を取得しており、ロンジン固有のコレクション名は、数かずの名作にこの名が採用されてきた。数多くのスポーツイベントで公式計時などを務めてきたロンジンだが、1878年からつづく乗馬スポーツとのかかわりはいまだに深く、現行の「コンクェスト クラシック」は、乗馬のもつエレガンスをデザインにこめたコレクションとなっている。

ムーンフェイズを搭載したこのモデルは、そんな「コンクェスト クラシック」に登場した特別なモデルだ。6時位置には、12時間積算計と重ねるかたちで、窓が設けられ、そこには月と星空を描いた月齢表示が顔を覗かせている。クロノグラフでありながら、月・曜日表示をコンパクトにまとめ、日付を先端がハーフムーンになっているセンター針で示すことにより、多機能でありながら、シンプルなデザインに仕上げている。文字盤のストライプ模様も際立ち、時計のもつ優美なイメージを強調している。フルカレンダー装備のクロノグラフで、ステンレススチールケース&ブレスなら、アンダー50万円という価格設定は良心的である。

さらに、ケースもブレスレットも、パーツの造形は曲線美にあふれ、丸みを帯びているため、メタルブレスレット装備の仕様でも、スポーティーななかに優しい雰囲気を帯びている。42mmというサイズも、クロノグラフでは程よいサイズであり、スーツシーンにも似合うスタイルとなっている。これこそ、世界的な名声を博すようなホースイベントを観戦するスタンドにふさわしいクロノグラフである。