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中世に描かれた動物画を文字盤上に再現

 

写真左は、水を表す美しい海鳥「アルション」。どんな天候であろうと海上に巣を作るこの鳥は、静穏の象徴とされる。ブルーグリーンの羽毛、エレガントな翼、そして柔らかなシルエットが、文字盤の丸形にぴったりとマッチしている。

写真中央のモデル「ハゲワシ」は、背中合わせになった二羽の鳥が飾るモデル。空の使者として名高いこの鳥は、すべてを知っているような視線を投げかけているのが特徴である。

写真右のモデルの「ケイパー」では、陸を象徴する動物。鋭い視線と判断力を有するミッドナイトブルーのヤギが描かれている。

文字盤の上をゆっくりと進む独特の時刻表示は、ヴァシュロン・コンスタンタンの技術者たちによって設計・開発された。人の目がページの文字を追うように、時が機構をなめらかに滑っていくそのさまは刺激的で意外性に富み、さりげなく詩的でもある。